クロマキードーナッツ

弟のバンド、FOLKSにクロマキードーナッツ歌詞とArt Workを提供しました。 こちらから視聴できます↓ https://soundcloud.com/user-82691225/aycjrieqq2bk <Massage> 成長過程で誰もが経験する挫折、失恋、誰かの死、別れ。それら一つではない原因がつくりだす巨大な「空虚感」。歌詞のなかでいう、「ぽっかり穴のあいたドーナッツ」、または「えぐられた心」というのは、この感覚のメタファーだ。 僕はどうして悩み、こんなにも傷つかなければならかったのか、知る必要があった。なにかしらの納得を得て、心の針をまえに進める必要があったのだ。 長い年月が過ぎた。でもなかなか答えは見つからない。 さらに年月は過ぎ、僕は気づきはじめる。 “答えはもう、知っているのではないか?”僕がこんなに利己的な人間になるまえ、もっていたものがあったはずだ。それは平和な心──緑色をした心だ。でも僕はもう、その緑だけで生きられるほど純粋じゃない──。 ──そうだ。この穴のあいた心に緑を宿せばいい。ちょうどクロマキーの緑がほかの色を映しだせるように、僕は僕以外の人のために歌うんだ。僕は僕という存在を曖昧にし、“僕”という不特定多数の人の共通点を作りだす。それによって僕のように悩む君を救いだせるかもしれないし、結果それが僕自身を救うことになるかもしれない。そもそも僕は僕自身に固執しすぎていた。僕なんてどこにもいやしないのに。僕は君なる。そして君は彼になるだろう。彼は彼女になって、彼女は僕になる。廻りに廻って、僕は君とふたたび出会うんだ。僕の悩みは君の悩み。君の苦しみは

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